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ユウchan books リレー
バトンを受け取った人が、感動した本、大好きな本を紹介し、次の人にバトンを渡す新連載、ユウchan books リレー。 どんな人が、どんな本を紹介してくれるのか。そして、そのバトンは誰に渡されるか?今月は、沖縄県・石垣島にお住まいのレベッカさんの登場です。

※このコーナーは、人気女性サイト「forwoman」からバトンを引き継ぎ、ユウchanで連載することになりました。
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私のおすすめの一冊
レベッカさん 【Profile】2000年に、それまでの生活(雑誌編集者の仕事や、アパートでの気楽な一人暮らし)をすべて放り出して、沖縄県の石垣島に引っ越してきました。紆余曲折あり、今はダンナと2歳の娘のいる3人家族。初めて住む南の島は、見るものすべてが新鮮でした。ここはまぎれもなく日本。しかしある意味日本ではなく、沖縄ですらなかった。どこにも属さない島『石垣島』。そうとしか言いようのない不思議で溢れ返っているのです。そんな島での日常生活で感じた事を「レベッカ」というハンドルネームで自身のサイトにつづっています。また、最近は育児も多少一段落気味なので、少しずつではありますがウェブサイトがらみで文章を書く仕事をさせていただいています。

レベッカさんの石垣島のあれこれをつづったサイト
「石垣島バナナ日和」はこちら>>
「風車祭(カジマヤー)」 池上永一/作

この本と出会ったのは、石垣島に引っ越してきて数ヵ月たった頃、市立図書館の郷土資料のコーナーででした。島に越してきてから縁あっていただいた八重山諸島(石垣から西の島々)のガイドブック執筆のための資料を探しに、図書館へ出かけていたのです。島のことをまだほとんど知らない状態だったので、手当たり次第資料を借りました。分厚いハードカバーの『風車祭』を見て、読み切れるかどうかわからないなと思いつつも、目次を見ると島の代表的な年中行事の名前がずらっと13も並んでいたので「使えるかも」と家に持って帰ったのです。そして、ほんの少しのつもりで目を通してみたのです…。

その後しばらくは仕事が手に付かなくなりました。なぜかって? あまりに面白すぎる本だったからです! 『風車祭』は堅苦しい資料本などではまったくなく、石垣島を舞台とする壮大なスケールのエンターテインメント作品だったのです。 風車祭とは、沖縄のおじぃ、おばぁが97歳で行う人生最大にして最後の生年祝い。
風車祭(カジマヤー)
「風車祭(カジマヤー)」
 池上永一/作 
 文春文庫 1,120円(税込)
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この本には、それを行うことだけを目標にして生きてきたフジおばぁ、246年前にある事件がきっかけで石にされ、その石が砕け散ってマブイ(いわば魂みたいなもの)だけの存在になってしまった士族の娘ピシャーマ、高校生の武志、6本足の雌豚の妖怪ギーギーなど、個性溢れる人物が大勢登場します。

物語に出てくる地名、年中行事、歌、ほとんどのものが今も実際にこの島にあるもので、歴史的な事実や独特の祭礼の持つ意味も、細かく記述されています。巻末にある参考文献の欄には膨大な資料が列挙されていて、作家である池上永一氏の力量がうかがわれます。池上氏は、沖縄で生まれ、少年時代を石垣で過ごされたそうです。今もご実家は石垣だとか。その「血」があってこその物語だと思います。島人は自然をどう敬ってきたか、その心が薄れるとどんなことが起きるのか…。それを、こんな素敵な物語の形で著せるのは彼しかいない。 石垣ってどんなところ? と興味を持たれた方は、ぜひぜひ一度読んでみてください。一味も二味も違った形のガイドブックとしてもかなり優秀な本なのです。

こんなときに、こんな本
機関車トーマス
汽車のえほん2「機関車トーマス」
ウィルバート・オードリ−/文 レジナルド・ダルビー/絵 清水周裕・桑原三郎/訳
ポプラ社 1,050円(税込)
子どもができてよかったなーと思う事の一つに、人生を赤ちゃんからもう一度追体験できる機会に恵まれたということがあります。この本に最初に出会ったのは、小児科の待ち合い室。私は、トーマスにハマることなく大人になってしまったのですが、娘はトーマス命なのです。で、病院に行くたびこのシリーズを手にとっていました。そんなに好きなら買ってあげようと検索したところ、なんとこの本は70年代に出版された物で現在は絶版…。そんな貴重な本だったのか…。もったいない! と悔しがっていたら、今年になって新装改訂版が出ました。一度に4冊も。装幀や書体が新しくなってしまい、私が好きだった古めかしさは薄らいでしまいましたが、絵のすばらしさはかわりません。短編が4つ納められていますが、読むと「あ、これはあの話だ」とわかるのもうれしいです。
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風にのってきたメアリ−・ポピンズ
風にのってきたメアリ−・ポピンズ
P.L.トラヴァ−ス/作 林容吉/訳
岩波少年文庫 756円(税込)
前回の立川さんの推薦本のム−ミンシリーズしかり、赤毛のアンしかり、そしてこのメアリ−・ポピンズシリーズも小学生から中学生にかけて夢中になって読んだ本です。そのどれもが読んでいる間はまさに本の世界の住人。読書の醍醐味を知ったのもこれらの本のおかげです。イギリスという異文化の生活に触れたのはメアリ−・ポピンズの本が最初だったと思います。東風の吹く日、こうもり傘につかまって空からバンクス家にやってきた彼女は、フン!と鼻を鳴らし、きっぱりした態度で子ども達を制する一見怖い保母。しかし、彼女がいると、次々と不思議な人が出てきて不思議なことが起きるのです。子ども達と同時に読んでいる自分までもメアリ−の魅力に虜にされ、次は何が起きるのかワクワクドキドキ。最後のエピソードは、今読み返しても胸が締め付けられ涙が出て… 最終的には期待が膨らむのです。
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ユウchan books リレー next person
次回:照屋 香さんへ 照屋香さんへ


子どもが生まれて1歳前までは、子育てに行き詰まり、凹むことの連続でした。8ヵ月頃のこと、もう孤独な育児で気も狂わんばかりだった私は、地区の子育て支援センターに助けを求めに行きました。 そこで、出会ったのが彼女。同年代の子どもを持つ同志でもある彼女は、高校の生物の先生。出会った時は育休を使い子育てに専念していた時でした。

彼女に声をかけてもらい、お家に遊びに行かせてもらってあの頃の私はどれだけ救われたことか。その後も、沖縄の日常のあれこれから独特の自然のこと、いろいろ教えてもらっています。おいしいお店巡りのよきパートナーでもある、一生モノの友だちなのです。


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