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3/20新横浜で行われたイベント「おもちゃであそぼう!」(主催:神奈川ゆめコープ)には、「岩城さんの話が聞きたい」「たくさんのおもちゃで、子どもたちに遊ばせてあげたい」など、様々な思いを持ったママやパパたちが大集合。話のおもしろさで定評のある岩城さん、さて、どんなお話が飛び出したのでしょうか。

 
おもちゃやの店主 岩城敏之さん


大人が楽しそうに遊ぶ、これが遊びの基本

「おもちゃを買ってあげても、あまりうちの子遊ばないんです」なんて話を聞きますが、お母さん、お子さんにお手本を見せてあげてますか? どんなに楽しいおもちゃがあっても、その遊び方を知らなければ、子どもたちは遊ぶことはできませんよ。いいですか、楽しそうに、とっても楽しそうに、お手本を何回も見せてあげるんです。そうすると、子どもも「あれ、何か楽しそうやな?」と、興味を持ち始めるんです。もしも、大人がつまらなそうに、おもちゃで遊んでたら、子どもは遊びませんよ。でも、どんなに楽しそうに遊んでいても、お友だちが遊んでいるおもちゃが欲しくなるんですね、子どもは…。

大人が楽しそうに遊ぶ、これが遊びの基本

とにかく、安心させる

楽しそうに遊んでいたかと思うと、「あっちのおもちゃがいい」と言って、始まるいざこざ。公園の砂場など子どもたちの遊びの中では、必ずと言っていいほど起こりますね。3歳くらいまでは、自分の世界だけでしか遊べないから、「仲良く遊びなさい」なんて言われたって「意味不明!!」。お母さんに「かしてあげなさい」なんて言われたって、貸すわけがありません。なんてったって、子どもたちは自分のおもちゃを命がけで守っているんですから。逆に、お友だちのおもちゃも、また、命がけで取ろうとするんですね。だから、けんかになるんです。

けんかになったらどうするかって、とにかく安心させてあげるんです。「大丈夫、後でお母さんがかりてあげるからな、大丈夫って」。あれが欲しい、これが欲しいと言っているときの子どもはだいたいがパニック状態。だからまず、「大丈夫」と言って、子どもを落ち着かせるんです。大好きなお母さんやお父さんが「大丈夫」と言えば、子どもは安心するんです。

そして、落ち着かせてから子どもの意識を違うものに向かせるんです。その時のポイントが「楽しそうに」ですよ。いいですか「楽しそうに」。けんかした子がしていた遊びよりも、こっちの方が楽しそうと思えば、子どもは「さっきのけんかは、何やったの?」と言うように、ケロッとしてまた遊びはじめるもんです。一歩譲って、二歩引っ張る、わかりますか〜。

プロフィール


1987年 絵本とヨーロッパ玩具の店「kids いわき ぱふ」を開業。
1989年より6年間、マッキー総合学園・日本こども文化専門学院講師。

絵本「メチャクサ」「シーザーのハにかんぱい」「デイジー」「デイジーはおかあさん」(全てアスラン書房)など、翻訳多数。
そのほか、著書に「子育てのコツ」「続・子育てのコツ」などがある。

現在は、子どもの環境や玩具・絵本について、幼稚園・保育園職員や母親たちの講師として活動している。
2男1女の父。




遊びの手本を見せる岩城さん
遊びの手本を見せる岩城さん。子どもの視線を引きつけて・・・。

とにかく安心させる

子どもの気持ちを親が代弁

「あのおもちゃが欲しい!」など、自分の気持ちを言葉で現すことができない子は、泣いたり、わめいたり、時にはお友だちを噛んだり、ぶったりすることがあります。そんなときには、お母さんがお子さんの気持ちを代弁してあげましょう。「あのおもちゃが欲しかったんね」。自分の言葉で言うことはできなくても、お母さんに自分の気持ちを代弁してもらったことで、子どもは安心するんです。

そして、その後におもちゃを貸してもらうための手段を教えるんです。「そのおもちゃ、遊び終わったら貸してや」と。何度も、何度もこういうやりとりをしていく中で、子どもは自分の気持ちを伝えること、そして、状況に合わせた判断力と手段を獲得して、まわりのお友だちと仲良く遊ぶことを学んでいくのです。でも、今の子どもたちは、こういう経験が少なすぎるんですね。だから、自分の思い通りにならないと、切れてしまうんです。怖いですね〜。

「○○しなさい」でなく、「○○してくれる?」


毎日子どもと過ごしていると、イライラして「何度言ったらわかるの?」なんて、大声を張り上げたりしちゃいますよね。でも、こちらからの一方的な発言は、子どもたちも「聞く耳持たず」ですので、上手に「依頼」してみましょう。

たとえば、「○○ちゃん、おもちゃ片づけてくれる? 片づけてくれると、お母さんとっても助かるわ」とこんな調子で言うと、たいてい子どもは、おもちゃを片づけてくれます。片づけてくれたら、「ありがとう、お母さん助かったわ」という言葉を忘れちゃいけません。子どもは、お母さんの役に立てたことが、とっても嬉しくて自分にも自信が持てるようになるんです。お子さんに何か言うときには、一息おいて「○○してくる?」これがポイントです。

何故、テレビやビデオに要注意!!

昔から、「テレビは子どもにはようない」と言われていましたが、科学的な根拠がなかったんですね。でも、ようやくその研究データが報告されはじめました。まだ研究中だけど、長時間テレビ付けにしていると、言葉が遅くなるとか。怖いですね。

テレビは、一方的に情報を流しているだけで、見ている人のとやりとりや、かかわりが一切ないんです。だから、テレビ漬けの子どもたちは、人とかかわることが嫌いだし、できないんです。幼児期に人とのかかわりをしっかりと学んでおかないと、大きくなってから取り返しのつかないことになりますよ。

じゃあ、どうしたらいいでしょう。まずは、テレビを消すことですね。そして、家族団らんの時間を楽しみましょう。


子どもの気持ちを親が代弁





「○○しなさい」でな名人芸
名人芸。一本の細い積み木の上に、どんどん広がる積み木。積んだ人には、壊す権利があるそうです。



 超 おススメ!!
 岩城さんの楽しくて、ためになる子育ての話が満載!!
子育てのコツ 絵本とおもちゃを通して 子育てのコツ
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続・子育てのコツ 上手な自由の与え方 続・子育てのコツ
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取材を終えて
あっという間に、イベント終了の時間。岩城さんのイベントは、参加した大人も楽しめる子どものためだけのイベントではありません。今回のイベントでも、ゲームをしたり、つみ木を作ったり。その表情は、皆さん真剣そのもの。子どもと遊ぶためには、まずは、大人が遊びを知ること、遊びを楽しむことがポイントのようです。
取材を終えて
 

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