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コラム
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産婦人科医 山縣威日先生の「孫っていいものですね」


山縣威日 院長
山縣威日(やまがた たけひ)
医療法人サン・クリニック院長
1943年、北海道生まれ。1971年、札幌医科大学卒業。日本産婦人科学会認定医、日本東洋医学会認定医、日本母乳の会運営委員。「絆を強めるお産と育児」「女性の価値あるライフサイクル」の啓蒙、母乳育児の推進、子育て支援、孫育て支援、性教育、マリッジカウンセリングなどを通じて地域社会への貢献を目指す。

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離乳食は、あせらず、楽しく、ゆっくりと

先日あるお母さんのグループとお話しをしていた時のことです。一人が「お姑さんには困っているの。うちの子はまだ3ヵ月なのに、来るたびに赤ちゃん用ジュースとかベビーフードを買ってきて、あげようとするの。やめて!と叫びたくなるけど、ぐっとこらえて、母乳だけしか飲ましていないからと、なんとか止めてもらうんです。そうするとムッとして、“私の頃は2ヵ月から果汁を飲ませたものよ!今はどうなっているの?”と言って、ご機嫌が悪いの」と話し出すと、あちこちから離乳食をめぐっての経験談や意見が飛び交いました。

確かに四半世紀前には赤ちゃんのことがよくわかっていなかったことや、ミルク全盛時代のこともあって、生後2ヵ月くらいから果汁をはじめ、だんだんと重湯、薄いお粥という指導がありました。しかしその後、赤ちゃんには生後1年間は母乳を消化する酵素がほとんどであること、早くから果汁などを与えると、味の混乱が起こり、おっぱいを飲まなくなること、腸内細菌が乱れること、虫歯になりやすいことなどから、少なくとも6ヵ月までは母乳だけで十分とされています。

この頃になると、よだれがたくさん出てきます。よだれの中には糖分を消化する酵素がたくさん含まれていて、離乳食の開始時期が来たと判断されます。

まず、家族が美味しそうに食べているのを見せて、食事が楽しいものであることを教えます。欲しそうにしたら、はじめは味をつけないゆで野菜のような、口に入ったら溶けていくものから、少しずつ、楽しみながら、ゆっくりと食べさせていくといいでしょう。離乳食で栄養を取るわけではありませんよ。
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